

冷静と情熱の間 ROSSO江國香織 著
角川文庫
2000年5月25日ミラノのドゥオモで再会を約したかつての恋人たち。江國香織、辻仁成(中山美穂お夫)が同じ物語をそれぞれ女の視点、男の視点で描く甘く切ない恋愛小説。
穏やかな恋人と一緒に暮らす、静かで満ち足りた日々。これが私の本当の姿なのだろうか。誰もが羨む生活の中で、空いてしまった心の穴が埋まらない。10年前のあの雨の日に、失ってしまった何よりも大事な人、順正。熱く激しく思いをぶつけあった私と彼は、誰よりも理解しあえたはずだった。けれど今はこの想いすらも届かない―。永遠に忘れられない恋を女性の視点から綴る、赤の物語。
【感想】
内容は恋愛ものですが、描かれているイタリアの日常生活が非常にオシャレで、読んでいるとイタリアに観光ではなく住んでみたいと思わせる作品でした。竹之内豊とケリーチャンが主役の2人を演じる実写版があるので、今度はそちらを観たいと思います♪
冷静と情熱の間 Blu辻仁成 著
角川文庫
かつて恋人同士だった男女。恋人時代に交わしたたわいもない約束。本当に、その日、その場所に相手は来るのだろうか……。男の視点を辻仁成、女の視点を江國香織が描く、究極の恋愛小説。
あのとき交わした、たわいもない約束。10年たった今、君はまだ覚えているだろうか。やりがいのある仕事と大切な人。今の僕はそれなりに幸せに生きているつもりだった。だけど、どうしても忘れられない人、あおいが、心の奥に眠っている。あの日、彼女は、僕の腕の中から永遠に失われてしまったはずなのに―。切ない愛の軌跡を男性の視点から描く、青の物語。
【感想】
前述のROSSOと同時進行で話が進んでいく点が非常におもしろかった。あのときあの場所、同じ時間に2人はそこに居たのに出会えなかったシーンなどは2冊分の描写でその切なさがよりリアルに伝わってきました。まずはROSSOを。そしてこのBluを読むことを個人的にオススメします♪